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冬の節電に協力しましょう!

政府は2022年12月1日から2023年3月30日までの期間で、
家庭や企業に対して、終日、無理のない範囲での節電への協力を
要請しています。

政府による冬の節電要請は、7年ぶりとのこと!

今冬の電力需給の余力を示す予備率は、最低限必要な水準は
確保しているようですが、なお厳しい状況にあるとのこと。
また、大規模の発電所のトラブルが発生した場合には
安定供給ができない可能性が懸念されています。
それに加え、ロシアのウクライナ侵略により、国際的な燃料価格は高い水準にあり、
燃料を取り巻く情勢は予断を許さない状況にあります。

では、いざご家庭で節電をするとなると、どんなものにどれだけ電気を使用しているか
皆様はご存じでしょうか?

まず、電力需要が高まる時間帯ですが、冬は朝夕問わず終日一定の電力需要があり
特に照明や暖房の使用量が多くなる、日中に高まる傾向があります。

冬場、何に多く電気を使っているのかといったら、
やはり暖房ですよね。
家庭の電気使用割合における、32.7%以上が暖房に使われています。
その中でも、最も多く使用されているのが、エアコンの17%です。

12月半ばを過ぎ、本格的な冬の寒さがやってきた今、
暖房を節電するというのは、なかなか難しいことではありますが
家庭ですぐできる節電のポイントをいくつかご紹介したいと思います。

重要ポイントは、なんといっても設定温度です!

エアコンの設定温度を、例えは22度から20度に下げると、
2.7%節電効果があるということです。

部屋の中でも重ね着などをして、設定温度に気を付けてみましょう。
また、エアコンのフィルターにホコリがたまって目詰まりを起こすと
暖房効率が落ちて電力の無駄遣いに・・・。
2週間に1回は掃除をしましょう。
室外機の吸込口や吹出口がごみなどで塞がれている場合も同様です。
こまめに確認するようにしましょう。

それから、温かい空気は上に行きやすく、エアコンを使っても足元は寒いまま・・🥶
と感じる方も多くいらっしゃると思います。
そこでお勧めなのが、サーキュレーターや扇風機を併用することです。
温かい空気がたまっている天井に向かってサーキュレーターをまわすと、
温かい空気がかき混ぜられ、部屋全体をムラなく温めることができます。
エアコンは設定温度まで上げるときに多くの電力を使うので
温かい空気を素早く部屋全体に循環させて温められたら節電になりますよね!
※弊社女性陣も、足元が寒い寒いと毎日嘆いていましたが、サーキュレーターを使うことによって
足元まで温かくなり、仕事のパフォーマンスもよく(?)なっております!

暖房に次いで多く電力を使っているのが、
冷蔵庫14.9%、給湯器12.6%、照明器具9.2%などです。


冷蔵庫は、冷やしすぎを避け(設定温度を強⇒中へ)、扉を開ける時間を減らし、
食品の詰め込みをしないようにすることで、1.5%の節電効果が!

さらに不要な照明をすべて消すことで、4.5%の節電効果があるということです。

ウクライナ情勢や円安の影響で、家庭用電気料金は2割ほど値上がりしています。
節電すると、電気代の節約にもつながります。
物の値段がどんどん上がっている今日、しっかり節電をして
無駄な電気代を節約して、少しでも出費を抑えたいものですね!