雨のシーズン!自然災害に備えましょう!

◆雨のシーズンがすぐそこまでやってきました☔

だんだんと暑さが増してきて、早いものでもう6月!
4年前の西日本豪雨では、福山市内でも大きな被害があり、大雨災害はもはや他人事ではありません。

今回は改めて自然災害と、それに対する備えについてのお話をさせていただきます。

◆水害のレベルをご存じですか?

まずは水害についてですが、弊社のある福山市西町地域を例に挙げますと、
『外水氾濫』での浸水が2メートルから5メートル、『内水氾濫』での浸水が50センチ程度
と予想されています。
ちなみに浸水50センチというのは、一般的な住宅では床上浸水が起こるレベル、
また大人でもスムーズな歩行ができなくなるレベルと言われています。

『外水氾濫』とは、大雨により川が氾濫したり、堤防が決壊したりすることで
市街地に水が流れ込む現象です。
川に近いエリアほど被害は大きくなる恐れがあり、住宅や自動車が押し流されてしまったり、
高齢者や子供が逃げ遅れてしまったりなど、人・モノ、それぞれに被害が想定されます。

一方、『内水氾濫』は、大雨により市街地の排水が追い付かなくなり、土地建物が水に浸かる現象です。
川の増水によって、本来排水の役割を果たす用水路や下水溝の機能が十分に果たせなくなり、
少しずつ冠水が広がるものや、川の水が排水路を逆流して起きるものがこれに当たります。

氾濫してからでは避難が間に合わない恐れがありますし、早めに危険を察知して行動に移すことが大切です。

◆定点カメラを確認しましょう!

なお、緊急度を判断する材料として、河川の「定点カメラ」の画像を確認する方法があります。
国土交通省のホームページ「川の防災情報で、河川のライブカメラ映像を確認することができます。
災害時にニュースで映像がよく流れていますよね。
平常時においても災害時の映像と見比べることができるので参考になると思います。
まずは皆様一度アクセスしてみてください。
弊社のブログ内にも過去に定点カメラの話題があります♪

◆水害といえば、洪水だけではなく『土砂災害』にも警戒が必要です。

お住いの地域が土砂災害の警戒区域や、土砂災害危険箇所になっている場合、雨が降り出したら
『土砂災害警戒情報』に注意してください。これはレベル4「避難指示」に相当する情報です。
ただし、高齢者など避難に時間がかかる方は、レベル3(避難指示が出る前)での避難開始が重要です。

また、土砂災害の多くは「木造建物の1階」で被害が発生しています。
自治体が設置する避難場所への移動が難しい場合は、
自宅の2階や、ガケから離れた部屋などに移動してください。

◆家族で話し合いましょう!

自然災害に備えて、お住まいの地域の防災情報の確認や、避難の際に家族で集合する場所やルート、
連絡の取り方など、今、平時の内に、ご家族で話し合っておくことも大切です。

毎年のように日本のどこかで起こっている自然災害。
皆様も「梅雨」や「真夏」を迎える前に、火災保険や自動車保険などが
水害などの自然災害に対応したものになっているか、念のためご確認されることをお勧めします。

弊社では、様々なご相談を承っております。

・補償内容が分かりづらい
・お住いの地域の危険度はどれくらい?
・我が家の保険は大丈夫? など

どうぞご遠慮なくお問い合わせください。