白内障手術が先進医療じゃなくなる!?

コロナウイルスの話題で持ち切りの昨今、みなさまは体調をくずされていませんか?
マスクが在庫切れになり、ティッシュ類も店頭から消え、
花粉症の私にとって、マスクとティッシュが無いことは死活問題になっています(*o*)
ひとつの情報を鵜呑みにするのではなく、様々な角度から情報を吟味できると良いですよね!

さて、本日の情報は、デマでもなく、本当の話(笑)

白内障というと、加齢に伴い発生頻度の上昇が認められている目の病気。
70代の方の80%以上が罹患していると考えられ、
誰もが発症する可能性のある目の老化現象と捉えることもできます。
そんな白内障の治療には眼内レンズを入れるという手術があるのですが、
レンズには2種類あります。

単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズです。

単焦点眼内レンズとは、近方か遠方など、どこか1か所のみに焦点を合わせたレンズで、
多焦点眼内レンズとは、 近くも遠くもみえるよう、2か所に焦点を結ぶように設計されたレンズ のことです。

単焦点眼内レンズを使う手術は保険適用で、多焦点眼内レンズを使う手術は先進医療とされていたので、多焦点眼内レンズを使った手術をする場合は、全額自己負担となっていました。

そこで役に立つのが、医療保険の特約にある「先進医療給付特約」(各社名称は違います)です!
この特約を付加していると、
白内障の多焦点眼内レンズを使った手術をして片眼に6~70万円ほどかかってしまっても、この特約から全額支払われていました。

この「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」(手術の正式名称)、
なんと・・・この4月から先進医療から外れることとなりました!
ということは、全額自己負担!?
と、ご心配される方もいらっしゃるかと思いますが、ご安心を。
今後は、保険診療との併用が一部認められ、公的医療保険制度の適用となります。
保険金については、今後、先進医療の特約からではなく、入院給付金や、手術給付金などの対象となりますので、先進医療給付特約の対象ではなくなりますが、ご契約内容に沿った保険金がお支払いされます。(各社の規定によりますので、ご加入の保険をご確認ください)

ですが・・・
単焦点がいいのか、多焦点がいいのか、
医師と相談したり、インターネットで調べたり、経験者に聞いたり、
情報をたくさん仕入れてから、自分に合った手術を選択しましょう♪