がんに関するお金の話

皆様こんにちは!
コロナ感染も一時期の1000人越えに比べると、少し落ち着いてきた感じがしますね。
マスクを外して過ごせる日が一日も早く来るといいですよね(^▽^)

今までで日本でコロナウイルス感染症と診断された人数を見てみると、
人口の約15%、つまり6~7人に1人が感染した、ということになります。

そこで、皆様に質問です!

日本人ががんと診断されるのは何人に1人かご存じでしょうか?

なんと、2~3人に1人は一生涯のうちに何らかのがんになるといわれているんです。
また日本人の死因の1位もがんとなっていますが、早期発見できれば治せる病気になってきており、
検診で早いうちに見つかって治療がすぐできたおかげで、今も元気に暮らしているという方も
たくさんいらっしゃいます。

●がん治療は通院が多い!

最近は入院が短かったり、最初から通院での治療という場合が多くあります。
抗がん剤治療やがんの粒子線治療も通院で受けることがほとんどで、
今後も医療技術の進歩によって入院日数が短くなったり、通院のみで治療するという事が
増えると想定されます。

こうしたことを反映して、最近のがん保険のトレンドとしては
『入院』よりも『治療』に対しての保障が手厚くなっています。
がん保険に入ったのがだいぶ前、という方は、ぜひ見直しをしてみてください。
また、コロナ禍で、がん検診を受ける人が減り、がんの発見が遅れることも懸念されています。
最近では、唾液や尿を採取してがんのリスクを調べることができる検査などがあり、
手軽に自宅で検査ができるものもあるので、早期発見に役立ちます!

がんが進行してしまったら、それだけ治療費がかかってしまいます。
重要なのは早期発見!です。

ぜひ、早期発見につながる行動を起こしていただければと思います。

●先進医療ってどんな治療?

がんの治療には主に手術・放射線治療・抗がん剤治療の三大治療がありますが
『先進医療』を用いた治療もたくさんあります。

先進医療というのは、国が定める高度の医療技術を用いた療養の内、
公的医療保険の対象になっていないものです。
公的医療保険の対象外なので、全額自己負担の上、高額なものが多いです。

これに備えるものとして民間の医療保険やがん保険には、先進医療を受けた場合に
その費用が支払われる特約がついているものが主流となっています。

一方で医療の進歩によって、先進医療から公的医療保険の対象となったものもあります。
公的医療保険の対象となると、色々な治療が身近になってきていると感じますね。
ただ、公的医療保険の対象とはいえ、治療費が高額ですので、実際には大きな負担です。
その場合には、『高額療養費制度』を利用することもできます。

●高額療養費制度とは?

これは、同一月に高額な医療費の自己負担が必要となった際に、限度額を超えた分について
払い戻しを受けられる制度です。限度額は年齢や所得によって異なります。

月をまたいでしまうと別の支払いとなります。
入院時の食事や個室料金などは対象外ですのでご注意ください

※健康保険組合には、組合独自の『付加給付』として、表の額より低い自己負担限度額を設定している
ところもあります。また、自治体によっては、独自の医療費助成制度があり、医療機関の窓口での支払額が
自己負担限度額より低くなる場合があります。詳しくはご加入の医療保険、お住まいの自治体に
ご確認ください。

●窓口負担を軽減させる限度額適用認定証とは?

高額療養費制度は、限度額を超えた分について払い戻しを受けられるありがたい制度ではありますが
一時的とはいえ多額の費用を立て替える必要がある為、経済的に大きな負担になります。
そこで、医療機関の窓口での負担を軽減させるため、あらかじめ『限度額適用認定証』の申請をされることを
お勧めします。



限度額適用認定証を医療機関の窓口に提示することで、医療機関ごとにひと月の支払額が
自己負担限度額までとなるため、多額の費用を立て替える必要がなくなります。



※申請方法など、詳しくはご加入の医療保険へお問合せください。

★弊社では、がんの早期発見につながる検査についての情報提供や、がん保険の見直しなど
 様々なご相談を承っております。お気軽にお問合せください。